ツタちゃんです!今日はオロナインの事に触れてみます。

オロナインってどんな製品?
言わずと知れた家庭用軟膏のベストセラー製品オロナイン。正
式名称は「オロナイH軟膏」と言います。アメリカのオロナイト
ケミカル社が開発した殺菌消毒剤を、大塚製薬が大衆向けの軟
膏薬として研究開発し、1953年に発売したものが、オロナイン
のはじまりです。

大塚製薬の公式サイトによると、オロナインに入っている有効
成分は
クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%):10mg/1g
と明記されています。
主成分はヒビデン(グルコン酸クロルヘキシジン)と言われる
成分で、皮膚の殺菌・抗菌作用があります。ヒビデンの頭文字
Hは、製品名にも使われています。

混入されている添加物は
ラウロマクロゴール ・ポリソルベート80 ・硫酸Al/K ・マクロ
ゴール・グリセリン・オリブ油・ステアリルアルコール・サラ
シミツロウ・ワセリン・自己乳化型ステアリン酸グリセリル・
香料・精製水

と公表されています。

オロナインは、次の症状に効くとされています。

にきび・吹出物・はたけ・やけど(かるいもの) ・ひび・しもや
け・あかぎれ・きず・水虫(じゅくじゅくしていないもの)・た
むし・いんきん、しらくも

オロナインはニキビ肌に効く?
殺菌作用があることから、用途にニキビの文字も明記されていま
す。ただし、その添加物一覧を見ると、オリーブ油やワセリンな
ど、油分の高いものや界面活性剤が使われていることがわかりま
す。殺菌作用がニキビの改善に期待できる反面、脂分がニキビを
悪化させる可能性も否定できないでしょう。

オロナインが、ニキビに効くらしい、という話を聞くことがあり
ますが、実際にめっちゃ効いた!という声が多くないのは、なぜ
でしょうか。その理由として、次の原因が考えられます。

・肌深部まで浸透せず、にきびを完治させることが難しい
オロナインは、肌の表面を殺菌し、保湿・保護することができま
すが、毛穴の奥まで浸透して殺菌する効力はありません。よって、
一時的に表面のニキビの炎症が抑えられたとしても、完治させる
ことが難しいのです。

・油分が毛穴を塞いでしまう
ニキビは、皮脂や古い角質が毛穴につまり、アクネ菌が増加して
しまうことで引き起こされます。油分の多いオロナインを皮膚に
塗ることは、毛穴に蓋をして塞いでしまうということ。これはニ
キビにとってベストな対処法とは言えません。

・オレイン酸がニキビを悪化さえる
オレイン酸とは、オリーブオイルの成分の約70%を占めている成
分です。オレイン酸は人の皮脂を構成する脂肪酸のひとつでもあ
り、成分的に皮脂と同じです。つまりニキビにオロナインを塗る
ということは、皮脂を顔に塗っているのと同じこと。アクネ菌の
餌は皮脂ですから、ニキビが大量発生してしまったり、悪化して
しまうという可能性が十分考えられます。

オロナインパックは危険
オロナインを顔に塗ってパックすると、ニキビが治る、という話
がありますが、上記のような危険性を考慮すると、控えたほうが
良いでしょう。安価だから、家にあるから、と気軽な気持ちで試
してみると、思わぬ惨事につながりかねません。
ニキビの治療には、殺菌も確かに重要ではありますが、なにより
皮脂の分泌を抑えることも重要です。そのためには、肌を清潔な
状態に保ち、油分たっぷりの軟膏ではなく、保湿成分の高いニキ
ビ用美容液などを使ってしっかり保湿することが近道と言えます。

まとめ
便利で使い勝手の良いオロナインですが、ニキビの治療薬として
使うには、慎重になる必要があります。最近では、効果の高い、
ニキビ専用の優れた製品が沢山販売されていますので、あえてリ
スクを追うのは避け、きちんとしたニキビケア用品を使うことを
おすすめします。