ニキビは誰にでもできる身近な悩みですが
一応皮膚病の一種に数えられています。

ですからケアをするには肌の知識がある程度は必要になります。

ゴシゴシと力をいれて洗ったり
脱脂力が強すぎる界面活性剤が入った
洗顔料を使ったりするのはとてもよくありません。

通称ニキビ肌を作り出す最大の要因は
そういう間違ったケアを繰り返してる人が
おおいからだと思われます。

今回はそういう基本的なケア方法ではなく
もう少し深い部分、マニアックな話になります。

みんなお肌お肌ってよく言いますが
それって実はすごい複雑な構造をしてるんですね。

肌は大きく分けて一番外側から順に
表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれています。

表皮は更に4つの層に分かれています。

一番外側からいうと角質層、顆粒(かりゅう)層、
有棘(ゆうきょく)層、基底層となってます。

たぶん一番有名なのは角質層じゃないでしょうか。

なんらかの理由でターンオーバーが乱れると
角質が厚くなって毛穴が皮脂汚れで詰まりやすくなり
ニキビができるっていうメカニズムはとても有名ですね。

角質はすでに死んだ細胞のことなのですが
水分や油分を保持する大切な役割がありますが
それがたまりすぎるとかえって害になります。

今回の話の中心は角質じゃなくて基底層になります。

基底層にはケラチノサイトという細胞がありますが
それが次第に上に上がっていって表皮を形成します。

つまりターンオーバーの出発点なわけです。

ちなみにメラニン色素も基底層から生まれます。

そして基底層は真皮のすぐ上に位置してますが、
両者の間には基底膜という丈夫な膜があります。

それにより真皮よりしたの組織を守っているのです。
いわば肌防御最後の砦みたいな存在です。

真皮はターンオーバーをしないので
しっかり保護しないとやばいのです。

基底膜が傷つけられると細菌が真皮にまで達しやすくなり
炎症によって組織が傷つき跡が残る可能性が高まります。

ニキビを潰しちゃいけないといわれる根拠はそこにもあるんですね。

ニキビを強い力で潰してしまうと基底層から何まで
強い衝撃を加えることになります。

よってニキビ跡が残る確率が高くなるのです。

ニキビ跡でも軽症なものもあるので
赤みや色素沈着程度なら治せる可能性は高いです。

シミは基底層にあるので治すのは時間がかかりますが
幸いターンオーバーが存在するゾーンですので
正しくじっくりケアすれば自分でも治せます。

しかし、ニキビ跡クレーターになったら一筋縄ではいかないので
肌があれまくってる有名人の方みたいになりたくなければ
絶対に潰さないようにしましょう。